うちの息子は生まれつき心臓が悪く何度も手術をしています。でも、運動が得意で好きなのでバスケットボールをずっと続けています。やめて欲しいと言うと「死んでもいいからやりたい」と言って聞きません。だから、もう母親としては諦めていて「明日もしかしたらという日がくるのかも」といつも思いながら生活を共にしています。 もしそうなった時のこともたまには想像します。自分はどうなってしまうのか?心構えは全くなかった訳ではないのに、絶対に暫くは再起不能じゃないかという精神状態に陥ることは間違いないだろうとは覚悟しています。 そんな心の備えに思いをめぐらす時に最近考えることがあります。息子の遺骨をどうするかということです。うちでは将来的なことを考えてお墓の処分を考えているのですが、息子が若くして亡くなったとしてお墓がない状態ってどうなんだろうと思ってしまうのです。 お墓を処分してしまった場合、一つこれはどうかと考えている方法があります。粉骨してもらい、一部をクリスタルの中に密閉して手元においておけるというものです。それなら、墓参りに行った時だけ臨場感を感じるのではなく、日常いつも一緒に居られるのかな何て思っています。 墓を残して遺骨を納めるにしろ、粉骨してクリスタルの中に納めるにしろ、どちらもしなくて済むことが一番の願いです。私よりも先に逝ってしまうなんて考えたくはないです。 PR|樹木葬をお考えなら |